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単独世帯が全世帯の約4割へ

総務省統計局は5月29日、2025年国勢調査の速報集計結果を公表しました。5年に1度実施される国勢調査は、日本の人口・世帯の実態を把握する最も重要な統計です。

今回の調査では、総人口の継続的な減少に加え、世帯構造の変化がより鮮明になりました。特に注目すべきは単独世帯(一人暮らし)の割合で、過去最高を更新して全世帯の約4割に達しました。従来多数を占めていた夫婦と子どもの世帯を約16ポイント上回った形です。下図は世帯構造の推移を表しています。

家族による支え合いが期待しにくくなる中、老後の生活資金や介護の担い手確保といった課題が、より個人の責任として重くのしかかる時代となりました。現役世代約2人で高齢者1人を支えるともいわれる構造下で、公的制度だけに依存するリスクはさらに高まっています。だからこそ、家族形態に依存しない自立的なライフプランが不可欠になったと言えます。