先月の敬老の日にあわせ、厚生労働省は「令和7年度 百歳の高齢者へのお祝い状及び記念品の贈呈について」を公表しました。今年100歳を迎えて表彰されたのは 52,310人(前年度比+4,422人)、100歳以上人口は 合計99,763人 となり、過去最多を更新しました。
下図は1963年からの100歳以上人口と平均寿命の推移を示したものです。

1963年には100歳以上人口は僅か153人、平均寿命は男性67歳・女性72歳でした。また、推計では2050年に100歳以上人口が50万人を超える見込み とされています。
今月から一定以上の所得がある75歳以上の方は、医療費の自己負担が2割に引き上げられました。負担の在り方をめぐる議論を見据え、将来に向けた備えを一層重視していく必要があるでしょう。